2019.04.15
/ 最終更新日 : 2021.07.02
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GIコラム工法(深層混合処理工法)
GIコラム工法は、センターホール型オーガーヘッドを採用する事で、リーダーを短く抑えると共に、コンパクトで低重心化を実現し、小型の地盤改良施工機を使用した、撹拌式スラリー系深層混合処理工法です。
小型施工機を使用出来るため、小規模な現場等で高い作業性を有し、高トルク化により大型機並みの施工能力を有した工法です。
GIコラム工法の特徴
① 小型軽量で適正なコラムの造成
小型軽量の施工機でコラム径φ800〜φ2000mm※1の改良体を造成できるので、小規模な現場や市街地の狭い現場でも施工可能で、工事の作業性・経済性が向上。
② センターホールスピンドルによる施工範囲の拡大
最大改良長25m※1がロッドの継ぎ切りなしで施工可能であり、コスト縮減・工期短縮・環境負荷低減が可能。
③ 高精度の施工
リーダを前後左右に微移動して鉛直性の確保が可能。
貫入速度、攪拌翼回転が任意に調整でき、土質の種類や硬軟、高配合量にあった速度での施工が可能。
④ 安全性の向上
従来機に比べ、施工機が軽量コンパクトであり、施工時の地耐力に対する安全性が高い。
⑤ 施工管理装置・施工支援システム
攪拌翼の回転数やミルクの注入量をリアルタイムで表示。
デジタル表示の深度計、昇降速度計、傾斜計を装備。
施工支援システムにより、必要な情報を速やかに取得可能。
GIコラム工法の適用範囲
形状 | 杭状、ブロック状、壁状等 |
適用構造物 | 土木構造物、土構造物、擁壁など |
攪拌軸数 | 単軸 |
改良体径 | φ800mm〜φ2000mm※1 |
攪拌翼数 | 6枚翼 |
羽根切り回数 | 360回/m以上 |
適用地盤 | 砂質土(シラス含む)、粘性土(ローム含む) |
最大改良長 | 25m※1 |
固化配合量 | 配合試験により決定(80kg/㎥以上) |
改良体強度 | 砂質土(シラス含む)100〜1500kN/㎡ 粘性土(ローム含む)100〜1500kN/㎡ ※配合試験により定配合量の場合は要協議 |
※1 施工機種によって、最大改良径、最大改良長は異なります。